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魚介の宝庫三陸沖
その三陸沖で獲れた新鮮な魚が
豊富に水揚げされる日本屈指の塩釜魚港
寒流の親潮と暖流の黒潮が交差する三陸沖は、世界三大漁場の1つとされ豊かな漁場が広がっています。
この豊かな魚場に抱える塩釜魚市場は、一年を通して豊富な種類の魚が水揚げされ賑わっており、特に生マグロは全国でも有数の漁獲高を誇ります。
中でも、9月〜12月に水揚げされるメバチマグロは「三陸塩竈ひがしもの」としてブランド化し、人気を集めています。次々と水揚げされるまぐろ。多い日では一日あたり500トン以上の水揚げがあり、プロの目利きによって威勢のいい掛け声とともに競り落とされていきます。
プロの料理人が厳しい目で品質を見極めます
毎朝、生きのよい魚介類が水揚げされる塩釜水産物仲卸市場。
市場には、日本有数の水揚げ高を誇るマグロやカツオをはじめとし、カレイ、さんま、さばなどの鮮魚、また日本各地からだけではなく、世界からも様々な種類の魚が集まり、鮮魚の他にも加工品、珍味などの食材が揃っています。
広い市場内には、115店舗が軒を連ね、常に活気に満ち溢れています。新鮮な魚介類がすべて卸値で買えるので、毎朝地元の人々や沢山の観光客で賑わいを見せています。
また、割烹や地元寿司店の店主など、魚に厳しいプロの料理人も訪れ、素材を厳選し買い付けを行っています。こうして、熟練の目利きで選んだ新鮮な素材が寿司ネタとなり、価値ある本物の美味しさが味わえるわけです。
「三陸産 ほや」
「七ヶ浜 ガゼウニ」
その他、四季折々の旬の味覚が
水揚げされます。
春には、ひらめ、まこがれい、まだら・かに、かつお、こうなご。
夏は、全盛期を迎える、かつお、さば、ほっき貝、まぐろ、いわし、ほや、そして、うにやあわび。
秋は、代表格の、さんま、たら、さば、戻りかつお、たちうお、ひらめ、かれい。
冬は、たら、きんき、かき、まあじ、あんこう、なめたがれい、毛ガニなど、四季折々の海の味覚が堪能できます。
春のおすすめ |
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◆ほっき貝
コリッとした歯ごたえに、磯の香りとほのかな甘みが魅力。タウリンやミネラルなども豊富に含まれています。 宮城では山元町産が有名で、寿司ネタとして大変人気があります。 |
夏のおすすめ |
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◆七ヶ浜の「ガゼウニ」
七ヶ浜のガゼウニは、もっこりと身が詰まっていて食べ応え充分。 |
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◆松島産「アナゴ」
牡蠣同様、ブランド化しつつある松島産のアナゴは、大ぶりで程よく脂がのり身が厚いのが特徴です。ふわっとした身のやわらかさと口の中でとろける食感をぜひ実感してください。 |
秋のおすすめ |
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◆めばちマグロ 「ひがしもの」
初秋から、イカやサンマなどを食べ三陸沖を回遊してくるめばちマグロは、寿司職人も「旬のめばちは本まぐろ以上」と言うくらい美味です。 |
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◆秋刀魚
秋の味覚である秋刀魚は鮮度が一番。酢飯との相性も良く地元ならではの味です。 |
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◆三陸産帆立
これからが美味しい帆立は貝の王様です。 |
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◆真アジ
多彩な料理で親しまれるアジは、人気メニューの一つです。 |
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◆金華鯖(きんかさば)
夏にピークを迎えるサバですが、冬に近づくにつれて脂がのった上物が水揚げされます。 |
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◆三陸産あいなめ
コリッとした歯ごたえに、磯の香りとほのかな甘みが魅力。 |
冬のおすすめ |
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◆松島産牡蠣
松島産のカキは身がよく締まって濃厚な味わいが特徴です。 |
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◆アンコウ
今や高級食材とされるあんこう。
特にアンキモは海のフォアグラとも呼ばれ、とも和えやアンキモのにぎりは食通にも好まれています。 |
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◆ヒラメ
高級魚として広く知られているヒラメ。 |
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◆タラ白子
鮮度が決め手のタラ白子は、ふわっととろける舌ざわりと甘みが広がる美味しさ。 |